「Swim in Haze」

煙の中に消えてゆく 仲の良い二人が一緒消えてゆく
意味も無くなんか寂しいな 思い出す夏の日が消えてゆく さよなら
背泳ぎで泳ぐのが好きさ 見えない力に体任せてく さよなら

「M.L.G」

いつの日か もう、すぐか 胸は軋む 電車のように音をたてて
僕は また眠る

火の切れたライターのもはや祈り ポケットの中もてあそんでる
なんど掴もうとしても その風が消す
目を閉じる間にもそこここに悲しみの



降る 君の 声が また 水のように 染みる

白くならない息は 人の目にさえとまることなく 消えてゆく
取り憑かれたかのように 歩く浜辺 裸足から流れる血が汚す


朝に なれば 今の霧も晴れているのだろう 彼女を残して

「Temperature」

走り去る群れの砂埃が生んだ亡霊 なにを見るこんな夜に
一切れのまどろみ(始めに物音を聞いた時のそれ)
運命を鞍の上に引っかけたまま
歩みを止めないことさみしく悲しい


涙が落ちる速度で夜は更けていく あたたかい花火 揺らいでく 息を吐く方へ

歩みを止めないこと寂しく悲しい

反対に写る鏡の中の彼女の名前を思い出す少年
街灯に照らされた吐瀉物 君のきれいな髪を妬んだ俺は小さなナルシスト

忘れてしまった? 気づいてないだけか
体の重さは空を遠くする
喜びというものがわからなかったとしたら今も焼き付くあの景色は
それで全てか 終わりは見えた?

涙が落ちる速度で夜は更けていく
あたたかい花火 揺らいでく 息が吐く方へ

「Swim In Haze(Alternative Version) 」

same.

・where are your morals?